どうもアルゴ動物病院院長です。

いつの間にか年も明けたと思ったらもう明日は2月ですね。
ブログの更新をうっかり忘れるところでしたが、なんとか間に合いましたよ~。

今日のテーマは最近多い質問です。
当院に掛かられているハムスターの飼い主様からの質問で、ここ一週間で5回程聞かれました。
内容はほぼ同じですがなぜでしょうか?
不思議なこともあるもんです。

さてその内容ですが、3つありまして箇条書きにしてお答えしていこうかと思います。
今後聞かれるかもしれないことを想定して一応この場を借りてお答えして見ます。

①手術をしますか?
答えはハイです。
もちろんモノによっては出来ないものもあります。
参考までにこの前取った乳腺腫瘍の写真を載せてみます。
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本当は取った後縫合した写真を載せたかったのですが、縫合する前の生々しい写真しか残っていなかったのでさすがに載せるのは控えさせてもらいます。
是非見たいという方がいらっしゃいましたらお見せしますので言ってください。

取った腫瘍は中々大きかったのですが手術によく耐えてくれました。
出血量も1㏄以上は危険と言われているので注意が必要でした。
ちなみに単純計算では表せれませんが、取った腫瘍は60㎏の人で計算すると3.5㎏程のものになります。

②頬袋を診察するときは頬袋を外に出しますか?
答えは基本的にはイイエです。
個体差がありますが、まず出さずに特殊な器具を使って直接中をみます。
あまりにも嫌がる仔などは危険があるので無理に見たりはしないですし、年齢なども考慮して見ています。
以前頬袋を口から出した際に恐らく自分で噛んだと思うのですが、その後炎症がひどくなり頬袋脱という病気になって転院してきた仔を2頭見たことがあります。
手術で治りましたが、そういった負担等を考えると出したりはせずになんとか頑張って器具で直接口の中を見ます。
まあ滅多に起こることではないと思うので気にしすぎかもしれませんが…。

③診察時にグローブをしますか?
答えは基本的にイエスです。
グローブというか軍手をしますが、どちらにせよはっきり言って噛まれたら貫通してくるのであまり防御の意味はありません。

では何故するのか。
この質問に関してはここで色々書くことは色々な意味で迷いますが注意喚起も含めて敢えて書きます。
まあ保定した際に凄く噛んでくる仔とかはよく口の近くにあるものを噛んできます。
軍手などの先端の指が被っていない所を持って行って敢えて噛んでもらったりもしますし、気を付けて保定しても噛まれることもありますがそういった際にも軍手の先だけで済むことも、ままあります。

何故そんなに恐れるのかというと、2000年頃にハムスターに噛まれてアナフィラキシーショックで亡くなられた方がニュースになりました。
その時は亡くなられた方は本当に極めて稀なことが起こってしまったんだなぁと思いましたが、7年程前に友達の病院に行った時の話です。
その頃はまだ開業して僕も友人も日が浅かったので時間にも余裕が有り、一緒に晩御飯を食べに行く約束をしていました。
15時頃に友人の病院に遊びに行き、お互いの近況を話したりしていたのですが電話がなったので友人が出ると何と警察の方でした。
そして友人は少し質問をされて電話を切ったのですが、顔が少し青ざめてました。
「どうした?」と聞くと「つい先日ハムスターを連れてきた飼い主の方が亡くなったらしくて、ハムスターに噛まれてアナフィラキシーショックで亡くなったらしい」と返事が返ってきました。
その時の診察の事を友人は思い出して色々と話を聞きましたが、ここで詳細を書くのは控えさせていただきます。
この事は報道も恐らくされていなかったので多分ご存知の方は少ないと思います。
インターネットで検索しても載っていないこともあり、恐らくインターネットに書かれている以上に大なり小なりこのような事例は存在すると思います。
ただ、我々の身近でそういったことが起こってしまったのです。
それを聞いた時は胸が締め付けられるような感覚に襲われましたし、何より友人のショックを受けている姿が忘れられないです。

自分には起こらないことかもしれません。
しかし起こらないとも言い切れません。
そうなってしまった時に僕が保定している仔に迷惑が掛かるかもしれません。
だから意味があまり無いかもしれませんが少しでも直接噛まれるのを防ぐためグローブ等を付けています。
勿論友人も付けています。
色々な意見があり賛否両論でしょう。
ただ、少しでも不幸な事故は起きないようにと診察には望んでいるつもりです。

最後の方は重い話になってしまいましたが、最近何故か質問が多かったのでお答えさせていただきました。
飼い主様は基本的に自分の飼われている仔のケースがほとんどだと思います。
数百、数千、数万、数十万診たり聞いたりしてきたケースのなかから皆様にこういったこともあったというのをお伝えしていき、注意喚起を促すのも我々獣医師の使命と思ったので書かせていただきました。
話の内容が内容ですのでご意見等ございましたらご連絡ください。

# by algo0123 | 2019-01-31 19:55

今年もあとわずかですね

どうも~。
いつも通りギリギリ更新の院長(たまにスタッフ)が書くアルゴ動物病院日記へようこそ。

タイトル通りですが、もう今年も終わりですね~。
今年も様々な出会いがあり、その反面別れもあり、かと思えば再開もありなど色々な経験をさせていただきました。

実は私は今大殺界とやらの最中でして、一応三年続く内の最後の年に当たります。
一番危険なのは去年だったらしいのですが…本当に生きてきた中でもなかなか最悪な一年でした。
今年はそれに比べると良いことも多く良かったなぁなんて思ってたら台風で看板が吹き飛んだりなどして大殺界の名残りが襲って来ました。
来年の2月まで続くのでそれまでは注意深く生きていこうと思っています。

まあ大殺界とは言っても過去に国家試験(一応受かりましたんで獣医やってます)を受けた時なども大殺界の最中だったので、気の持ち方の指針とする位のモノと思ったほうが良いのかもしれませんね。

さて色々書きましたが、最近診察の終わりに飼い主様から「よいお年を」とよく言われます。
もちろん言われれば同じようにお返事させて頂くのですが、基本僕からは滅多にというより全く言いません。
基本的に私からは「お大事に」と言わせてもらっていますが、決して言うのが嫌とか恥ずかしいとかいう訳ではありません。
むしろ去年は結構言ってましたが…その内の5名(10名は来てませんでしたが…)以上が年内にカムバックしてしまったので私の大殺界に巻き込んでしまったのかと思い今年は言わないようにしています。

つまらないことを色々とダラダラ書きましたが、来年もこんな感じでのらりくらりとやっていきますのでよろしくお願い致します。

皆様にとって良いお年になりますように。 アルゴ動物病院スタッフ一同


# by algo0123 | 2018-12-28 17:01

必要な時にしっかりと…

おはようございます。

寒くなってきましたが、皆様体調等いかがですか?
僕は手足口病を患って口内炎がひどくて悶絶していました。
熱とかは無かったんですが、口内炎の痛みを考えると熱の方が良かったなぁなどと思いました。

さて今回もギリギリの月一更新ですが、久々に真面目な話をしようかと思います。
下の写真を見てください。
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この写真は下痢と体重減少で体調が悪いと来院されたフェレットさんのお腹を超音波で確認しながら針を刺して、採取した細胞を染色したものです。
一応所見を書くとしっかり核の染まった小リンパと、それよりも明らかに大きなリンパ芽球の対比がしやすく且つ芽球比率が高いと判断しました。
色々小難しく書きましたが、結果から言うとリンパ腫です。
抗がん剤を開始しましたが、反応は今のところ良好です。

ブログのタイトルにもありますが、今回はお腹の中に腫瘤が蝕知できたのですぐに検査をさせてもらい反応が良好でした。
検査を拒否される方もいらっしゃるのですが、それ自体は否定はしませんが必要な時はしっかりと検査をしましょう。

# by algo0123 | 2018-11-30 09:37

看板…

こんばんわ

皆様いかがお過ごしでしょうか。
ギリギリでブログ更新をしたアルゴ動物病院院長です。

9月30日の夜から10月1日の朝にかけて猛威を振るった台風25号…
皆様は大丈夫でしたでしょうか?

当院はと言いますと…

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朝来たらビックリしました…消防の方たちも来られてて、KEEP OUT と書かれたテープが張られているではありませんか!!
そうです…看板が飛んでいました。
道路側に落ちなくて、ケガ人がいなかったのが不幸中の幸いでしたが色々な方にご迷惑をお掛けしました(汗)
消防の方には飼い主様もいらしてて、本当にご迷惑をお掛けしました。

しかし被害はそれだけでは収まらず、停電まで起こしてしまいました。
それにも関わらず来院して下さった方が多々いらしてて、本当にご迷惑をお掛けしました。
何とか乗り切って通常通りに診察を開始していますが、本当に色んな方に支えられていることを改めて実感しました。
本当にありがとうございました。
少しずつ恩返しできるようにこれからも頑張ります。

ちなみに近々看板は直す予定です。

(追記)
最近夜間救急の電話が初診の方たちや掛かり付けでない方たちからよく掛かってきます。
メッセージには対応できない旨を録音してあるのですが、一時は毎晩のように掛かってきました。
一時は体調を崩しかけたりもしました。
その所為で診るべき方が診られなかったりもしました。
以後時間外のお電話を初診の方や掛かりつけではない方が録音された場合は診察は出来ませんが、それに伴った被害を請求させていただきますのでご了承下さい。


# by algo0123 | 2018-10-31 19:27

トリマーの岡田です!
先月に続き院長がネタが無いとのことなので今回は私が書かせてもらいます(笑)

今回は、トリミングに来てくれているうめきちちゃんをご紹介させていただきます。
うめきちちゃんは、『アロペシアX(エックス)』と言う皮膚病を持っていて、毛が生えそろわず全体的に皮膚が見えてしまうくらい毛が薄くなっていました。

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ですがお薬による治療を頑張ってくれた結果、今では毛量も増えてトリミング後はフワフワです。
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トリミングはワンちゃん達に触れる時間も多く、皮膚病以外にも様々な病気に気付けることもあります。
是非トリミングの方もご利用してみて下さい!

# by algo0123 | 2018-09-28 19:40